第432話「短編健全小説「シローくんとススムくん」の巻」
・其の一
「真田さん!また新艦長が亡くなられました!! どうしましょう!?」
「心配するな古代。こんなこともあろうかと、艦長を製作しておいた。これが艦長人形”ヤマナミくん”だ。背中にチャックがあるので、手の空いてる者は交代で中に入っていてくれ。心配ない、なにも話さなくてもいいんだから。」

・其の二
「真田さん!エネルギーが不足していて、主砲が撃てません! どうしましょう!?」
「心配するな古代。こんなこともあろうかと、主砲発射増幅ユニットを開発してある。これは艦内の失われたエネルギーを再び呼び起こし、主砲をいつでも発射出来るようにする装置だ。ただし、使用時間は90分。心臓に病気がある場合は、医者に相談してから使うんだぞ!いいな!」
「なんの話ですかっ!」
 
・其の三
「真田さん!敵のドリルミサイルが波動砲の発射口に!どうしましょう!?」
「心配するな古代。こんなこともあろうかと、あのミサイルには、ちゃんとゴムをかぶせてある!これからは気を付けるんだぞ、古代!」
「だからなんの話ですかっ!!」

 イスカンダルは、さらに遠いのねん。(おわり)
エロ博士
2001年07月20日(金) 19時57分15秒 公開
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■作者からのメッセージ
文庫より。いやあ、きわどいけど、寸止めという感じですね(笑)さすがです。(コメントBY長田)

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