ヤマト あの太陽を撃てるか チャンチャカチャン♪
 第二の地球探しの旅に出たヤマトは、目的を果たせなかったが、伝説の惑星シャルバートから、核融合の異常増進に病む太陽を制御可能なハイドロコスモジェン砲を受け取ることが出来た。
 ヤマトは一刻も早い太陽制御を実現するため、帰路を急いだが、太陽系内に帰還し、まさに太陽制御に入らんとしたそのとき、ボラー連邦の追撃・奇襲を受けるのであった!!



 「あ、あの要塞は!?設定資料集に載ってませんよ、真田さん!!」と、驚く古代。
 真田は、じっとモニターを見つめながらつぶやいた。「コサックダンス砲要塞だよ、古代」
 「え!?」
 「戦艦ノーウイックにも装備予定だったが波動砲以上に強力な武器なので、実装は見送られた武器だ・・・ボラーめ・・・先に実現するとは!!」
  どうする古代!?人類はヤマトを待っているのだ!!

 ボラー連邦のべムラーゼ首相は、その機動要塞から高笑いをしながら、恐るべき兵器をヤマトに向けて放った!!



 ボラー連邦の民族音楽は まるで意識したかのように(笑)地球連邦 ロシアの音楽と類似している。これはたぶんに、重たく短調のメロディが生ずる寒冷地方特有の音楽であろう。しかし、民間では寒い季節の運動不足解消のため、寒い冬の滅入る気分を払拭させるため、激しいダンスが考案された。
それが農作民から生まれでた『小作ダンス』である。
 体力気力を消耗するこのダンスにボラー連邦軍兵器開発部が目をつけない訳がない。いや、ごく自然のなりゆきとして、開発されたといっても言い過ぎではない新兵器が『コサックダンス砲』(以下KD砲)である。敵艦隊の後方で炸裂したKD砲は、目標とする艦内スピーカーからコサックメロディを全艦に蔓延させる恐ろしい威力を持つ。その効果は、ハイパー放射ミサイルなど比ではない。そしてそのメロディを聴くと無性に踊りたくなってくるのである。
 第一艦橋に流れ出したメロディにより、古代艦長、真田副長 島副長・・・すべての乗組員は、手を前で組み、足を伸ばし屈伸させていく。
ちゅら ちゅちゅちゅら ちゅちゅちゅらちゅらら〜〜のBGMには 人の脳波はコサックモードに変える恐るべき効能があるのだ。

 月曜日にお風呂を沸かし〜火曜日にお風呂に入る〜〜>冷めとるちゅうねん とつっこんではいけない。ボラーには悠久の時間がながれているのだ。

 真田副長が 毎度のごとくニヤリとつぶやく。
『こんなこともあろうかと・・・・毛皮の帽子を持ってきた』
 
 果たしてヤマトの運命は、地球は君の帰りを待っている。
人類絶滅の日まで、あと3日 あと3日しかないのだ。
らっぱや
2003年11月10日(月) 21時33分32秒 公開
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■作者からのメッセージ
冒頭のナレーションとタイトルは僭越ながら長田がつけさせていただきました^^;また、CGについては、ヨッシ!さんがモデルを作成されました^^。(BY長田)

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真田さんって芸人向けじゃないのでしょか…。 YF-19k(kyousuke) ■2006年08月08日(火) 14時16分27秒
クックック☆KD砲すッごい威力ですね!!それよりすごいのは妙に落ち着いた真田さん♪毛皮の帽子もそれに伴ったコサックダンスも似合いそうで笑えます♪ ひとみ ■2003年11月15日(土) 00時24分27秒
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