第602話「宿命の対決」
「まぁぁ。私って、普段からBARしか利用しないから、こういう店って初めてよ。ふふ、今度、視聴率UPの為に、ヤマトレンジャーに出演依頼されちゃってねぇ。やっぱり、なんていうの、お色気担当は、森雪では勤まらないということかしらん。ふっふっふ」
「何勘違いしてんのよ、このおばさん。私はまた、ド○ンジョか何かの役かと思ったわよ」
「ま、森雪よりガキな、あんたは!」
「”アイちゃん”ぢゃないわよ、サーシャ(娘)よ、まだ10代よ、あんたみたいに”ヴァー○ル”かなんか使って二度洗いしなきゃなんないよーな洗顔方法もまだ不必要な、洗った水がはじけ飛ぶぴちぴちぎゃるよぉ!でも、松本キャラだから、ないすばでーよぉ!きゃっはっは」
「きぃー、お子様は邪魔よ!大体なんで、子供が居酒屋にいるのよ!」
「これだから、おばさんはぁ。こういうとこでは、私、サーシャ(妹)にも変身できるのよ、どう、メ○モちゃんみたいでしょぉ。これぞ、ご都合主義って感じぃ?それに、私に多分出演依頼来たら、やっぱり悪役に捕まるお嬢様、あ、お姫様ってとこ?ぜーったい来ない役よね、おばさんにはぁ。きゃー、笑えるぅ!」
「な、なんか言っておやり、ゲーニッツ!あら、どこへ行ったの!グェーニッツゥー!」
「…お互い、上官には…ですな」
「あなただけですよ、こんな私の気持ち判ってくれるのは、タラン(TT)」
「ううっ」

大江戸桃内
2001年07月20日(金) 19時34分49秒 公開
■この作品の著作権は大江戸桃内さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
文庫より。サーシャとサーベラ−の対決。ありそうなんですよね、これって(汗)(コメントBY長田)

この作品の感想をお寄せください。
お名前(必須) E-Mail(任意)
メッセージ
戻る
[ 感想記事削除 ]
PASSWORD