第607話「死闘!二人の…(なんだ?)」
「ぐぇーにっつったら、まったく私を置いて何処行ってんのよ。うう、あんな子供に、大体ヤマトは子供達ばかりだったわ、小娘といい、なんだって平均年齢が」
「小娘、小娘って、失礼ね」
「は、今度はテ、テレサ!知っているわよ、あんた、折角恋人の命を助けておきながら、完結編で嫉妬のあまり自分の血液を沸騰させて出血多量で結局死なせてしまったんですってね。おおお、恐ろしい女だわぁ。だから大帝が」
「あら、女の浅知恵、目尻の深じわなだけなおばさまかと思っていたけど、よくそこまで読んだわね。でも、何故ズオーダーが私を怖がったのと話が繋がるのよ、冗談はほんと、あなたの顔だけにして頂戴。私はあんなおぢん
 好みぢゃないわよ、やっぱりお相手出来るのは、あ・な・ただけってところかしら、ねぇ。」
「きぃー、なんだってあんたにまでそこまで言われるのよ、ゲーニッツ、いるのは判っているのよなんか言っておやりぃー!」

「何を撮っているのかね」
「総統が、私とサーベラーが和気あいあいと飲んでいると誤解なさっているので」
「…お互い、上官には…ですな」
「ううっ」
大江戸桃内
2001年07月20日(金) 19時37分13秒 公開
■この作品の著作権は大江戸桃内さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
これも文庫から。今度はサーベラ−がテレサに絡んでます。このシリーズももっと見たいですね(笑)(コメントBY長田)

この作品の感想をお寄せください。
お名前(必須) E-Mail(任意)
メッセージ
戻る
[ 感想記事削除 ]
PASSWORD