第6373話「あのあらゆる状態は」 |
太田「しかしよぃぅぃっく、なんで島はよ、北野に運転させっちまう訳? やっぱ俺の存在って…なんたってエリートコースだからなぁって言ったのは まぎれもなく俺だけどさぁ…しくしく。呑み過ぎだぁ?だいじょびだっての、 気持ち悪かぁないから、雪のコーヒー飲んでた訳ぢゃあるまいし。カルーァア ?ミルクゥ?はどうせ置いてないだろぉ?いいんだよ、いいのいいの。うい。 んでよ、あの☆はよ、結局どういう状態なわっけぇ?あの総統もよ、いつに なったら新たなる大地へ?へ?へ?ずーっと引っ張ってなきゃなんないの? 俺よ、北野が運転してた最中すねてたから、よく状況解ってないんだよねん。 あそこんちの奥さん残るってのは知ってんだけどよ、旦那に行ってくれって、 その状態で?旦那だって気が気でないだろ、やばいよなぁ…奥さん恩義に感じ てんだかなんだか知らんが、総統のお気持ちはお解りんなりやせんかっての。 お嬢様育ちには解らんかなぁ。あ、ただの育児放棄?誰かぁ説明してくれ よぅー。ぅいー。 俺が総統なら相当気合い入れて乗り込むぜ、佐渡先生にいいクスリも貰ったん なら、テンション高いよ、頑張っちまうよ? しかし、生身でよかったよな。俺ぁ、幽霊とか怖いタチだからぁ、そんな状態 のお方に語られてもきっと気絶してたろうからさ。そうよ、おやぢ、俺繊細な の繊・細。善哉でないぜ。なに?繊太?なんだよそれはよー、説明しろよった くぅ。 そうそう、生身といやぁ、佐渡先生はどういう気持ちで英雄の丘の艦長に敬礼 してんだろぉねぇ(しみじみ)おやぢこっそり聞いておいてちょうよ。ね。」 |
大江戸桃内
2004年10月15日(金) 20時21分00秒 公開 ■この作品の著作権は大江戸桃内さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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