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邂逅
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暫くの沈黙の後、相原の操る通信パネルに反応があった。通信を受け取った相原が報告する。
「艦長代理。相手から返信がありました。直接、音声と画像で対話したい旨を伝えてきています。どうしますか?」
「わかった。繋いでくれ。」
古代は艦橋の中央に進み出ると、頭上のビデオパネルを見上げた。ビデパネルが反応し、隻眼の男が映し出された。古代は思った。守兄さんに、何処となく似ている気がする。
彼は、重々しく、しかし何処かしら嬉しそうな口調で名乗った。
「伝説の宇宙戦艦ヤマト≠フ戦いぶり、しかと拝見させていただいた。俺はハーロック。この海賊船、アルカディア号のキャプテンだ。」
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作者:
戦船
投稿日:2011年04月12日(火) 02時35分17秒
BYTE数:6 KB (3399字)
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