そんな喜色満面のわしを面白くない表情で見つめていた男がひとりいる。
ウインダムだ。
きゃつも泥酔していた。
「ちっくしょーーーー」
叫ぶウインダム。
こいつは、なす術もなく、凍っているふぐ子の手からキーホルダーを奪い取る。
あっけにとられて、みているわしとふぐ子とふぐみ。
マイペースで鍋をつつくふぐえと部長。
「こんなもの!!」
ウインダムはさらに叫び、そして・・・な、なんと、ぐつぐつと煮える鍋の中にそれを放り込んだのだ!!
「あーーーーーーーーー!」
わしは叫んだ。
鍋の中でわしのヤマトは、アルファ星のコロナのごとく灼熱の地獄にいるのだ!!
ヤマト危うし!!
「やはり、10時の方向はまずかったんじゃないすか」
わしは、心の中の沖田艦長を呪った。
さらに、ヤマトを試練が襲う!!
な、なんと、そうかね部長のハシが、ヤマトを捉えたのだ!!