「うまい、実にうまいよ長田君!!やっぱりふぐは最高だねえ」

 そうかね部長は口をもごもごさせながら言う(汗)

 「ふぐじゃないって・・・」とは誰も言わない。と、いうか、言えなかった。

 このおっさんの中では、ふぐの味はプラスチックやビニールみたいな味なんだろうか(大汗)

 それとも、アルコールというのは、工業製品を魚と勘違いさせるほど罪深いものなんだろうか。

 わしらは、じっと、このおっさんを興味深く見つめていた。

 時間が・・・止まった。

 「止まるなよ(汗)」と、思った。