89.北京艦橋(つづき)

通信士、気まずそうに機器を操作して、前方パネルに映像を映し出す。

加藤の顔がそこにある。

加藤「敵艦はあと5隻残っている。俺は忙しい」

永倉「艦長が、艦隊の後方に機雷を設置するよう命令をなさいました」

加藤「ん。」

永倉「第2副長として、艦と艦の乗組員の生命に重大な危機を及ぼすと考え、異議を申したてております」

加藤「艦隊司令としての命令ではなく艦長としての命令と解釈しての異議申立てか。少し筋違いだが、まあいい」

90.宇宙空間

向かってくるガミラス艦。

ミサイル攻撃をかける加藤機。

何とかガミラス艦を撃沈する。

永倉の声「加藤副長のご意見はいかがでしょうか」