Cinema Deck

■映画の思い出・感想などをつぶやいていってください・・・


投稿順に表示〕〔このトピックに投稿〕〔新しいトピック〕〔トピック一覧に戻る〕〔M19981-KOBEへ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア トピック削除
投稿日 2004/03/19 (金) 13:23 投稿者 gauche

1988年公開、『ファースト』『Z』『ZZ』の続編にして「機動戦士ガンダム」第一期の完結編。

UC0093、十数年前の一年戦争にて相見えたふたりのニュータイプ、アムロ・レイとシャア・アズナブルの決着がつけられる。
スペースノイドの怨念を纏う小惑星アクシズを擁し、人類に、アムロに挑戦するシャアの、最後の戦いが始まる。


池田秀一(シャア・アズナブル)古谷徹(アムロ・レイ)その他

富野由悠季監督、脚本作品
 

 

新着順 1件 -> 4件 / 全投稿 4件中 [ ←前|次→ ]
結構繰り返し見ています。 削除
投稿日 2009/09/06 (日) 19:18 投稿者 長田亀吉

ブルーレイで鑑賞。
発色や細かいところの映像がDVDとは大幅に違い、絵的には見る価値がある。

ブルーレイ買うくらいだから映画そのものとしても結構気に入っている作品である。
シャアとアムロが雌雄をかけて決戦というシチュエーション、二人ともそれなりに老けたところにまた味があり、時の経過と共にかなり魅力的な人物になっているカムランとか、群像劇としても面白い。
ただ、見るたびに思うのが、本作のヒロイン、クエスの行動やせりふが、「ニュータイプということを割り引いても」意味不明である。
いわゆる「空気を読めない」ようなキャラクターが何故に「人の気持ちを察する」ニュータイプになるのだろうか。
ブライトノアのご子息についても同様で、二人ともかなり安易に知人の命を奪おうとする。こういう人物には感情移入できない。オールドタイプ以前の問題なんではないか、と。

この映画を見る価値のあるものにしているのは、重厚な音楽と戦闘シーンの映像である。
その直前のシーンに「あれ?」と思っても、かっこいい音楽にのってガンダムやサザビーが駆けるのを観ると「ちくしょー、かっこいいじゃないか」と思う。
要するにそれを観たくて観てるんだなと自覚した。
それだけでも、この映画が好きなのである。

 
 
色々不満はありますが・・・ 削除
投稿日 2004/05/30 (日) 10:54 投稿者 エクスカリバー

三枝さんの音楽聴くと泣けます。
勇壮なメイン・テーマも良いですし、エンディングも。TMNの主題歌は邪魔かな。
『Z』の時は(『ZZ』は特に)三枝さんの音楽に納得出来かねたんですけどね。

http://roo.to/chaos/

 
 
追記 削除
投稿日 2004/03/20 (土) 00:45 投稿者 gauche

本作におけるシャアは「かっこいいからかっこ悪い」あるいは逆に「かっこ悪いからかっこいい」描写に満ちており、その意味で「新たなる旅立ち」のデスラーに通じるものがあるように思います(TRYの「新たなる旅立ち」スレッド、エロ博士様のレビューを参照)。ただし、恐らく「新たなる」がそれを無自覚に、ひどい言葉を使えば「天然」にやっているのに対し、こちらは100%確信犯なのが、やはり富野由悠季の面目躍如であり、凄みでしょう。
その意味では血が通った存在になっているわけで、本作のシャア像が私は一番好きかもしれません。

あと、地球への隕石落下並びに核攻撃という、そもそも「勝利」などあり得ない作戦は、誤解を恐れずに言えば現在のテロリスト達を想起させます。出発点から徹底的に敗北している点では、少なくとも通じているのです。
違いは、流石にシャアはそのことに十分自覚的だったことで、結果がどうあれ「死に場所」を求める戦いだったことは疑う余地がありません。悲劇という言葉は、彼個人を特別扱いし過ぎるから使いたくないけれども、やっぱり悲劇なんだろうな。

今はDVDも出てますから、是非観直しましょう(笑)

 
 
「ガンダム」のひとつの頂点 削除
投稿日 2004/03/19 (金) 13:27 投稿者 gauche

個人的には、富野監督の作品は90年代以降の方がしっくりきますし、ファースト以降本作までの第一期ガンダムに強い思い入れがあるわけでもありません。タイトルに冠されているシャアに至っては、明白に嫌っています。

それでも、富野監督が持てる情念を注ぎ込み、天分に輝くふたりの男のすれ違いを描き切った本作は、そのクオリティと気迫で観る者を圧倒し、2時間を長く感じることはありません。印象的なセリフも山のようにあり、主役ふたりに思い入れのある方にとっては最高の映画なのではないでしょうか。
今なお全ガンダムのMS戦描写の頂点に立ち続ける、最終パートのガンダムvsサザビーの一騎打ちも必見。16年前昔の作品だということなど、簡単に頭から追い出せます。

物語的には何の解決も見ず(そもそも双方とも解決など目指していない)力と感情のぶつけ合いに終始しますが、なお余韻の残る終幕になり得ているのは流石です。TMネットワークのエンドテーマ「beyond the time」も、作品と見事に同調にしていますし。

現在の富野監督は、他の続編ガンダムと同様に本作にも否定的なのでしょうが、ただの観客としてはなお価値を持ち続けている作品だと信じるので、機会があれば是非御覧下さい(まあ未鑑賞の方の方が少ないか)。私のようなシャア嫌いでなければ^^;、より一層味わい深いと思います。
ただし… 「ファースト」鑑賞済の方に限り(そうでないと100%意味不明^^;)。

 
 
新着順 1件 -> 4件 / 全投稿 4件中 [ ←前|次→ ]
 
このトピックに投稿
 
投稿者 
メール 
 タイトル 
コメント  改行有効 改行無効 図表モード アドレスを自動リンク
検索キー  半角スペースで区切る
リンク 
 
 個人情報を保存  削除キー