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ダイナマイト どんどん トピック削除
投稿日 2005/02/20 (日) 12:27 投稿者 ぺきんぱ


時に、西暦1951年、北九州の小倉。
岡谷源蔵(嵐寛寿郎)親分の“岡源組”は、戦後のどさくさに成り上がった橋本傳次郎親分(金子信雄)の“橋傳組”との果てしなき抗争を繰り広げていた。
この流血の事態を憂えた、民主主義の伝道者(?)たるアメリカ合衆国進駐軍は、地元警察署長(藤岡琢也)通じて両陣営に平和のメッセージを託すのだった。

「OH! アナタガタ、ケンカスルイッケマセェ〜〜ン。勝負ハ民主的ニ、べぇ〜〜すぼ〜〜るデ、ツケナサァ〜〜イ 
拒否スレバ全員逮捕シテ、沖縄デ強制労働デェ〜〜ス」

かくして、岡源組、橋傳組。名誉と組の興亡を賭けた、ビーンボール・デット・ボールは当たり前、邪魔する審判なぎ倒し、乱闘大好き・喧嘩上等のヤクザ野球がはじまったのだ。


 

 

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「ご流儀をうかがいます」 「サードを少々・・」(笑) 削除
投稿日 2005/02/20 (日) 12:32 投稿者 ぺきんぱ

先日、亡くなられた岡本喜八監督に哀悼の意を表して、作品の中で個人的に、大好きな一本を投稿します。

それは、 「ダイナマイトどんどん」
 
ある程度の年齢を重ねた方なら、TV画面から菅原文太が気合い一発。「ダぁ〜イナマイトッ どぉ〜〜んどぉ〜〜ん!!!」、ド迫力で吼える栄養ドリンクCMを、「あぁ〜〜 なんとなく聞いたことある・・・」と、憶えている人もいるかと思いますが、 まあ、その元ネタがこの映画です。

仁義を重んじる伝統的な博徒と新興ヤクザ同士の争い、という、正統派任侠映画の枠組みを採りながら、昔かたぎの渡世人、加助(菅原文太)と、ニヒルな一匹狼であり、“必殺エンコ(指)詰め魔球”を操るヤクザ、銀次(北大路欣也)、男同士の意地の張り合いに、マドンナである居酒屋の女将(宮下順子)との三角関係をからめ、すべての決着を野球の試合の中に凝縮させるというテンポ良いストーリーが心地良く、銀次と加助に友情が芽生えるラストシーンもさわやかで、“西に「フィールド・オブ・ドリーム」あれば東に「ダイナマイトどんどん」あり”、と自分勝手に位置づける、痛快スポーツヤクザ映画の決定版であります。

ちなみに特撮好きの方なら、橋傳組の代貸役、岸田森(怪奇大作戦)&同組チンピラ役、二瓶正也(ご存知、初代ウルトラマンのイデ隊員)コンビのコメディーリリーフ振りを存分に堪能してください。(^^) 

 
 
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