友人に借りて見たんですが、すごく感動しました。
内容欄に書かせていただいたように、いわゆる「犬もの」なんですが、甘すぎない感じも好感かと。
主人公の少女は小学校6年生くらいじゃないかと思うんですが、とてもキュートです。いわゆる萌えというのではなくて、生きている人間としての豊かな表情を見せてくれます。
それは犬も同様で、老犬のようなのですが、なんか味があっていいんですよ。
少女が出会っていく街の人たちも、何かしらさまざまなものを背負って生きているんですが、少女や犬との出会いによって、変わっていきます。全然関係ないように思える伏線が一本に収斂していく過程は見事です。
ところどころに散りばめられたセリフも人生の重要な真実を的確に、しかもくどくない感じで表現しており、素晴らしい。
お子さんのいらっしゃる方にはぜひご覧になって欲しいです。
文句なしにお勧め!