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男たちの大和/YAMATO トピック削除
投稿日 2005/12/23 (金) 08:29 投稿者 長田亀吉

男たちの大和/YAMATO 限定版2005/12/17公開
ジャンル : ドキュメンタリー
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
配給 : 東映

監督 : 佐藤純彌

出演 : 反町隆史
中村獅童
仲代達矢
鈴木京香
松山ケンイチ

昭和19年の春。特別年少兵として戦艦大和に乗り込んだ神尾たちは、憧れの大和を前にし目を輝かせていた。しかしその喜びも束の間、彼らを待ち受けていたのは厳しい訓練の日々だった。神尾たちは上官である森脇・内田の叱咤激励のもと訓練に励んでいたが、彼らの努力もむなしく、日本は日増しに敗戦の色を濃くしていた。そして翌年の4月。米軍が沖縄上陸作戦を開始したのを受け、大和は沖縄特攻の命を下される。
(GOOの映画紹介より転載)



 

 

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感動しました。 削除
投稿日 2005/12/28 (水) 19:56 投稿者 ヨッシ!

自分は、12月24日、イブになぜか鑑賞いたしました(^^;。
自分が見たところも8割がたお客さんで埋まっていました。映画終了後、やはり皆さん、何か感慨深そうな感じで、ワイワイガヤガヤとは出てきませんでした。

作品ですが、自分は小説を読んでおらず、まず映画でした。感想は良かった、悪かったと言う表現ではなく、感慨深くなりました。
ただ、映画としては、自分も映画館で鑑賞すべき映画の1本と思います。艦長殿のおっしゃるとおり、大和が美しい艦と言われていた時の画面では、海上に浮かぶ大和が本当に美しかったです。
しかし、沖縄特攻の描写は圧巻の一言でした。BGMや解説は一切なし。「プライベート・ライアン」のノルマンディー上陸作戦以上の描写だったと思います。
これでもかこれでもか、こんなに怖いものなのか、と思いました。
それから、小説は未読のため詳しくはわかりませんが、スポットを当てる乗組員の数も適当だったと思います。
こんなに皮肉で、むごい戦争でも生き残る意味・勇気、感慨深く鑑賞しました。
艦長のおっしゃるとおり、日本人であれば、是非とも見て貰いたいなーと思いました。

それから、余談ですが、現代の主人公役が仲代達矢さんだったのですが、完結編の最後のナレーターを演じられた方が、最後までいらっしゃたということに、ヤマトファンとしてさらなる、感慨深さを感じていました(^^)。

 
 
日本人にしか作れない良作 削除
投稿日 2005/12/23 (金) 08:36 投稿者 長田亀吉

BARDECKでの自分のコメントをこちらに転載しておきます。
皆さんご存知の通り、公開前は結構否定的な目で見ていたこの作品…今日観て来ました。大ヒット上映中という噂ですが、三宮はそう混んでなかったです。月曜日の夕方ということもあるでしょうが…。

正直に云いましょう。この映画は良作です。しかも日本人にしかつくれない映画だと思います。ロンゲストデイもUボートもそれぞれ戦争映画として傑作でありますが、アメリカともドイツとも違う日本の視点での映画、しかも過度に英雄的に描かず、個々の人の気持ちを丹念に描いた作品は数少ない。間違いなくその一つに数えるべき作品だと思いました。

もちろん、オーソドックスな演劇手法にのっとった泣かせるシーンもあります。それはそれでいい。私がこの映画で最も感心したのは大和が全く活躍しないからです。いや、もちろん画面にはCGやモデルで描かれた大和が出てくるんですが、ちっとも英雄的に敵機をどんどん落とすとかそういうシーンが無い。とにかく大和が破壊されるシーン、兵士たちが死ぬシーンが連続します。兵士たちの死ぬシーンもピアノのソロで泣かせるセリフをはきながらなんて一切無い。これは映画監督として脚本家として自分の手を縛りながら心で絵を描くような作業ではないか、と思います。それは伝わりましたね。
また、この映画の特徴の一つはアメリカの視点が一切無いことですが、それが逆に家族を守るために戦った兵士たちの気持ちを表現するのに寄与していると思いました。
演技陣も熱演ですし、音楽は久石譲。金払って2時間と少し映画館にいるだけの値打ちは充分にある映画です。
DVDで見ると多分、音響や大和の大きさを実感できないと思うので映画公開中の鑑賞をお勧めしておきます。

でも、同じ映画に対する印象でも僕の職場の人で50歳くらいの人が居るんですが、彼に言わせれば長渕の主題歌が合ってないから行かないとかいうことらしく、僕とは意見が合いませんでした^^;僕は長淵が特に好きでも嫌いでもないので主題歌も普通に聞いて帰ったのですが、駄目な人って居るんですね。その人はちなみに木村拓哉のハウルも拒絶していてDVDをわざわざ英語版で鑑賞したそうです(苦笑)。そこまで好き嫌いがあるとある意味見事だなと思ったりしますが(笑)。

追補:原作との対比
 映画は原作の途中山本長官の死のあたりから始まってます。つまり、山本長官が当時旗艦だった大和で暮らしている時期の描写がないのです。中村演じる内田の「山本長官の形見」のエピソードが少し迫力無かったかなと思います。
 また、現実の軍隊が抱えていたもっとリアルな部分というのは原作には描写がありますが、映画では割愛されています。これはこれでいいんじゃないか、と思います。映画で描こうとするものを浮かび上がらせるためにこのくらいのリアルさでいいと思ってます。

 
 
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