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007/カジノロワイヤル トピック削除
投稿日 2006/12/13 (水) 21:41 投稿者 M19981-KOBE

国諜報部に属する敏腕スパイ、ジェームズ・ボンドの活躍を描く人気スパイ・アクションのシリーズ第21弾。原点に戻った今作ではボンドが殺しのライセンスを持つ“007”になる前の物語から始まり、国際テロ組織の壊滅が初任務となるボンドの奔走を活写する。(シネマトゥデイより抜粋)

製作年度 2006年
上映時間 144分
監督 マーティン・キャンベル
出演 ダニエル・クレイグ 、エヴァ・グリーン 、マッツ・ミケルセン 、ジュディ・デンチ 、ジェフリー・ライト 、ジャンカルロ・ジャンニーニ

 

 

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動いてナンボ,見てナンボの隠れハンサム 削除
投稿日 2007/01/03 (水) 00:08 投稿者 ぴよ

映画館に行くかどうか,これほど悩んだ作品も珍しいのですが,行って本当に良かったです。
個人的に原作のボンド像のファンで,「リビング・デイライツ」のティモシー・ダルトンを信奉している関係上,新ボンドがハードな内容だ,ということは嬉しかったのですが,公式サイト等で見た主役の顔写真が気に入らなかったんですね。
金髪に薄い水色の目(黒髪で濃いブルーアイじゃなきゃイヤ,と思ってました),リス科の小動物風にホホ袋のあるヤクザ顔(…だと思ってたんです,すみません…)。
「残酷な印象の二枚目」というボンド像と合わない,と思いこんでいたわけです。

しかし!

映画館で見てびっくり,スクリーン狭しと走り回り,殴り,射撃するニューボンドは,まさに原作に出てくるような「残酷な二枚目」でした。
冷静に,ポーカーフェイスで(大騒ぎせず)激しいアクションをこなすところがボンドらしさなのかなあ,と,見終わってから感じています。
映画を見る前はあれほど「ヤクザ顔」だと思っていた主役の顔が,見ているうちにハンサムに思えてくるから不思議です。
クールなデキる男がふと見せる優しい顔。これが女性の心をぐぐっと捉えるんですね〜。

というわけで,クールガイ好きな真田ファンの貴女にお勧めの映画です。

それでは,ほかに見ていて気づいたことを数点…(ここからネタパレにつきご注意ください)



1 ヒロインも薄幸な雰囲気が良かったのですが,それより,海辺のホテルでボンドといい関係になる敵の奥さんが,超美人でしたね〜。
  お色気も爆発してたし,ダンナはあまりのいい女ぶりに(あれ…主役のボンドガール,こんな顔だっけ)と思ったそうです。
2 オープニングのアニメはちゃちっぽくて正直イマイチでした。普通にタイトル用ボンドガールが綺麗な体を見せてくれる映像のほうが良かった…
3 見終わった後,いい映画なのにイマイチ爽快感がなく,ええい何でだ,という不満感が残った理由を考えてみました。
(1) ヴェスパーの死に方が原作のような「ボンドと敵の板挟みでの自殺,遺書で全ての情報を提供」という形ではなく,なんだか事故死っぽい構成だったこと。
  そのせいで,「助けられなかった」感が出てしまいました。そのうえ,ヴェスパーも最後までボンドを騙していた感じに…
(2) 敵のボス?をやっつけた感が薄かったこと。足を撃って捕まえただけでは,あいつが真のボスかどうかわからないので,ボンドの完全勝利,という感じがしません。
(3) 肝心の任務である「国民の血税を取り戻したかどうか」もハッキリしなかったこと。
  正直,ベニスの戦いのシーンでは,お金の入ったジュラルミンケースの行き先ばかり気にしてました。
  「ボンド,早くお金拾わないと!!」とか…(小市民?)
  原作はヴェスパーの遺体の横でボンドが涙をふいて,公人ボンドに戻り,「あん畜生は,もう死んでるからな」と言うところで終わるのですが,映画である以上,任務は遂行したところをちゃんと見せて欲しかったです。
何にしても,大画面で見る値打ちは十分な映画だと思います。公開期間も少ないみたいなので,まだの方はよろしければ是非ご覧下さい。

 
 
ハードパターンの007の中では、最高に良い出来 削除
投稿日 2006/12/13 (水) 21:55 投稿者 長田亀吉

今回から登場するボンド役は僕の主観では、今までで一番地味な感じだ。別の言い方をすれば華が無い、洗練されていないという感じ。
ただ、それが話の進行と共に、「007」らしくなっていく。そこまで狙ってのキャスティングだとすればこれは観客の負け。いや、嬉しいことなので負けともいえないか。
前作の透明になるボンドカー等の奇天烈君な場面は一切なく、ひたすらきっちりしたアクションとドラマで見せていく。演技陣は主演含めて最高の演技を見せてくれる。特にポーカーのシーン。映画史に語り継がれる場面になったと思う。
ボンドガールも今回のエヴァ・グリーンは個人的にタイプだ。この人とボンドの恋愛譚がまた原作の味を髣髴とさせ、素晴らしい。
今回は、ボンド映画のお約束が二つまだ出て来ないが、それは次回以後のお楽しみということなんだろう。
ハードパターンの007の中では、最高に良い出来だったと思う。絶景のロケシーンと合わせて、劇場で体験する価値のある作品。
やはり007は大人の娯楽映画の最高峰だと思える。

ああ、やはり新しいDVDボックス買いたくなってきた^^;

 
 
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