今夜,BS2で久しぶりに観ました。
SF映画史上,最も台詞の少ない作品。
SF映画史上,最も単純で難解な作品。
SF映画史上,最も苦情が多かった作品。
SF映画史上,最も宇宙空間をリアルに描いた作品。
SF映画史上,最も恐怖を観客に与えた作品。
宇宙戦艦ヤマトを知る人ならば,必ず1度は観ているはず。・・・かな?
実は私の心の映画なのです。私が4歳の頃に上映された映画です。(もちろんその時は観ていない)
人類が月面に立つ1年も前に作られた映画。
テーマは進化。かつて人類は道具により進化の歴史を歩み始める。
しかし最初は動物の骨でしかなかった道具がやがて主人であるはずの人類を乗せて宇宙へと飛び出していく。
やがて道具の進化は人間の進化をはるかに凌駕(りょうが)し,ついに人類は道具の最高峰であるコンピューターに殺されてしまう。
遅れをとった人類の進化のゆくえは・・・?
無の世界である宇宙空間を舞台にしたこの映画はまさしくSF映画の金字塔です。
宇宙戦艦ヤマトテレビシリーズパート1は,実はこの雰囲気を受け継いでいる数少ない作品なんですよ。
ヤマトのファンの皆様。この映画。まだ観ていないのでしたら,ぜひ1度ご覧になったらいかがですか?
本来,宇宙空間とはなかなか人間の手に負えないものなのです。