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父親たちの星条旗 トピック削除
投稿日 2007/05/04 (金) 10:34 投稿者 M19981-KOBE

父親たちの星条旗 期間限定版父親たちの星条旗 (特別版)出演: ライアン・フィリップ, ジェシー・ブラッドフォード, アダム・ビーチ, バリー・ペッパー, ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
監督: クリント・イーストウッド
製作者: クリント・イーストウッド
太平洋戦争末期、硫黄島に上陸した米軍は日本軍の壮絶な攻めに苦戦をしいられつつも、圧倒的な戦力で山の頂上に星条旗を立てた。その写真は米国の勝利を映し出し、旗を立てた3人は、帰国すると英雄となっていた。しかし、そこには写真に映らない事実があり、それは政府の都合で封印されてしまう。戦費のために米軍の広告塔になった生還者たち。しかし、彼らは硫黄島で仲間を多く亡くし、死と背中合わせの体験をし、その精神的なダメージは大きかった。そんな彼らだったが、国は彼らを徹底的に利用しようとする…。
 

 

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重い感動が心に広がった 削除
投稿日 2007/05/04 (金) 10:40 投稿者 長田亀吉

戦争映画といえばどちらかを悪と決め付け、主人公側を自由への解放者、あるいは悲劇のヒーローに仕立ててしまうものが多い中、この映画の「英雄などいない」というスタンスはとても興味深いし、共感もする。戦場の描写もリアルで兵士の気持ちに感情移入できた。攻める側からすれば確かにどこから敵が出てくるか分からない、恐怖に満ちた島だろう。
特に目を引いたのは、味方の銃撃によって倒れた兵士たちである。そういうこともあったとは聴いていたが、実際に映像で観るとショッキングだった。
また、映像としてスプラッタムービーみたいな描写は避けているが、内臓が飛び出したり、爆風で首が飛んだりするシーンも戦場の怖さを感じた。 エンターテイメントとしての戦争映画の多くが避けて通ってきた部分を正面から描いたこの映画はやはり「戦争映画」ではなくドキュメンタリーに近い内容を持っている。
一方、虚飾にまみれた政財界。それぞれの場所で苦悩する主人公たち。
淡々とエピソードを積み重ねて、一人一人の人生を描ききる。
観た後、重い感動が心に広がった。観てよかった。

 
 
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