ここでお勧めだったものは機会があれば見るようにしています。
これもその一つでBSで放映があると知り、予約録画をして後日鑑賞しました。
鑑賞して一言で感想を申し上げると、素晴らしいの一言です。
私も、この作品をさらに多くの人に勧めたいのでネタばれは避けましょう。
河童は最初ちょっとリアルすぎて引きますが、自然とかわいく思えてきます。
これは声優と絵、脚本の力です。
映画を通して人間というものの身勝手さや悲しさを痛感することになります。
河童というファンタジックな素材を扱いつつ、人間社会についてはリアルな描写がされており、この作品のメッセージをより浮き彫りにしているように感じます。
表現で言うと、人間の表情の線画での表現が素晴らしく、実写でもCGでもない、まさに「アニメ」の「アニメ」たる本領を見られます。
ヤマト的には割りと良い役で安原義人さんが出演しています。
とにかく、これは絶対に観るべき映画です。