テレビ放映を録画していたものを鑑賞。
完全版かどうかは分からない。
讃岐うどんの特集記事を担当することを通じて、仲間たちとの絆や、讃岐うどんという故郷の味の再評価、そして、挫折して夢を失った青年の心の再生を描いている。
フジテレビ+ユースケ・サンタマリアということで、かなり軽いテイストを先入観として持っていた。
確かに、そういう部分は多く観られた。例えば、女子アナが芸能人よろしく出演していたり、看板番組とコラボしていたり。まあ、それはしょうがないが、主人公が幼い頃に夢見ていたヒーロー「キャプテン・ウドン」は、蛇足なアイデアに思える。
ああいうアメコミっくなヒーローとうどんをミックスさせるオリジナルヒーローを自分で考え出して憧れる子供ということ自体に無理がある。
また、結末はどうも納得行かない。あそこまで頑張っておいて、主人公が結局…してしまう結末というのは「今までの話はなんだったんだ」と思わせる。
しかし、きっちりと親子や友人との関係、ほのかな恋を表現しており、全体としては楽しめた。四国各所の風景も素晴らしい。
私自身が昨年父を亡くしており、涙腺が弱くなったせいもありますが、主人公と父親とのシナリオに随分泣いてしまいました。
個人的にヒロインの子が可愛かったのと、仮面ライダーアギトの要潤、枡毅が出演していたのもポイント。トータス松本の演技が素晴らしい。
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